僕が銭湯寄席を開催したい思いは大盛湯紹介のページを見て頂ければお分かりと思います。
2004年夏の改築終了後に、地元の落語家 東家夢助さんに見てもらいました。
師匠は何も言いませんでしたが、いまひとつ気に入らないのかな〜と感じました。
しかし、僕の思いは夢助師匠に伝わったはずです。
そして時間はかかりましたが、銭湯寄席開催のチャンスが訪れました。
地元湯川で開催された2007年「第2回オンパク」に銭湯寄席の参加が決まったのです。
夢助師匠、マネージャー、オンパク開催関係者との打ち合わせを大盛湯の脱衣場で行いましたが、その時夢助師匠は、ひょいと脱衣ロッカーの上に飛び乗りここで落語すると言いました。僕も上がって見ましたが「OK!」とノリで決定です。
早速、高座を脱衣ロッカーを作成した建具屋さんへ注文。
最初建具屋さんには戸惑いがありましたが、あっと言う間に完成し、3月20日(火)マスコミ、オンパク関係者だけを集めた「プレオンパク」で東家夢助さんの御紹介と世にも珍しい脱衣ロッカー高座を披露し、こけら落としとなりました。


>プレオンパクを伝える新聞記事(北海道新聞)
>プレオンパクを伝える新聞記事(函館新聞)

「プレオンパク」で問題となった高座への上がり降りも急遽、建具屋さんに階段を製作してもらい、無事3月31日(土)「第2回オンパク」の本番を迎えました。当日は昼と夜の2回講演で前座に東家ひで夢さん、そして東家夢助師匠の落語が行われました。
料金はお一人1000円、お茶、湯川せんべいと落語の後の入浴がつく大サービスです。
もちろん店は臨時休業、採算なんて考えていませんでした。
湯川温泉街に活気をと一生懸命に働くオンパク関係者の熱い心意気と、銭湯寄席を開催したいとの僕の思いの大盛湯赤字覚悟の開催でした。



07年は2回オンパクが開催され11月7日(水)午後に「第3回オンパク」銭湯寄席を開催しました。
主催者さんより講演は一回、料金は1500円の値上げが伝えられました。
僕は場所の提供と銭湯寄席を楽しんでますが、主催者の立場も充分わかります。
前回同様、お茶、湯川せんべい、入浴付きです。
今回は前座にもう一人講釈師 荒到無形(こうとうむけい)さんが出演、
前回の東家ひで夢さん、夢助師匠の3人という豪華版でした。


入浴終了後残ったお客さん方より、高座に上がって見たいとの要望があって撮影会を開きました。そうだ、前回もありましたね。


2008年第「第4回オンパク」が開催されましたが、残念なことに銭湯寄席は赤字企画という事で開催の依頼はありませんでした。
主催者が赤字ならしかたないです。
また機会があったら、賑やかに開催してみたいですね。


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